終活詐欺でよくある手口を3つ紹介-騙されないための対策も説明

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現在毎日のように詐欺に関するニュースが流れていますが、やはり終活にも詐欺があります。
終活に関心が集まっている近年では、なおさら詐欺に遭わないよう注意が必要。

今回は終活における詐欺の手口について詳しく紹介していきます。
それぞれの詐欺手口を理解し、被害に遭わないように自分の身を守りましょう。

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まずは終活詐欺の手口を知っておこう!

近年残された家族の負担を軽減させようと終活をする方が増え、注目が集まっています。
その一方で終活を行う方をターゲットとした、悪質な詐欺も増加傾向が…。

特に終活詐欺として被害が多いのが、

1.悪徳葬儀社が引き起こす終活葬儀詐欺
2.悪質な勧誘行為が特徴の終活セミナー詐欺
3.健康グッズやリフォームといった高額商品を売りつける高額商品販売詐欺

家族に迷惑をかけないためにおこなった終活で、詐欺に巻き込まれてしまっては意味がありませんね。
詐欺の手口を知り対策を立てておきましょう!

終活詐欺でよくある手口その1《悪徳葬儀社》

残された家族の負担を少しでも減らそうと、終活の一環として生前に自分で葬儀会社を決める方も多くいます。
しかし、いざ葬儀になると一番質素なプランをお願いしたはずが、高額な料金を請求されたというケースが見られます。
故人が全て決めてしまっている場合、業者が『生前に本人の了承を得た』といわれたら料金を払うしかありません。

また、亡くなったあわただしさで悪徳葬儀社と気づかずに契約してしまい、多額の金額を請求されたということも…。
実際の詐欺被害を紹介しますので、頭にいれておきましょう。

悪徳葬儀社の詐欺手口①~二重価格商法~

『遺族や生前の故人に葬儀パンフレットを見せる際、価格表を倍の値段にしておいた。
(通常仏壇が40万だったら80万というように倍の価格)
値引きされても定価、あるいはそれ以上の価格で結果、高額な葬儀代が発生した』

人生において自分が喪主になるといった経験は多くないため、葬儀に関する知識が低いことで詐欺に付け込まれています。
全く同じ葬儀内容・会葬者の人数といったケースがないため、周りと比較しにくいという現状もありますね。

悪徳葬儀社の詐欺手口②~葬儀会社が主導権を握る~

『悪徳葬儀社と気づかずに契約。
専門用語で次々に話を進め、最終的に喪主に「全て任せる」と言わせ、葬儀の主導権を握る。(この間追加料金については一切説明なし)
葬儀内容が勝手にグレードアップされて、当初25万のはずが100万の請求を要求される

葬儀の進行は決める項目が多いため、遺族はバタバタしがち。
悪徳葬儀社はその隙を利用して返礼品や司会者の手配を進め、遺族が内容を把握できないまま追加料金に触れずに進めていきます。
後に遺族で講義をしても故人のことを引き合いに出され、トラブルを避けるため泣き寝入りをするケースが多いのが現状です。

終活詐欺でよくある手口その2《ウソの終活セミナー》

終活に関心が高い人々を同じ会場に集め、無料プレゼントの配布やお得な情報を伝え参加者の心をつかみます。
巧みなトークで葬儀や自分の死後についての不安をあおっていき、高額商品やその場で嘘の葬儀プランに申し込ませる場合も…。
会場全体が異様な雰囲気に包まれるので判断力が鈍り、そのまま契約してしまうといったケースが数多く見られます。

分割のクレジット契約が少し前まで大半でしたが、クーリングオフ対策として悪徳業者のスタッフ自らがターゲットを自宅まで送り、キャッシュカードを持ってこさせそのまま銀行から現金を引き出し支払わせるといったケースが急増しています。

こられの悪徳業者はイベント終了後、すぐに姿をくらませてしまうことが多いため連絡を取るのが難しく契約書に記載されている住所も嘘であることが大半…。
消費生活センターや警察に相談しても悪徳業者を見つけるのは非常に困難です。

終活詐欺でよくある手口その3《高額商品の販売》

訪問販売全てが詐欺ではありませんが、近年では終活にかこつけて訪問販売を利用し高額商品を売りつけるという詐欺が増加しています。
『新しくこの地区を担当することになった』・『アンケートの回答をお願いします』と警戒心を解いてから商品の売り込みを始めたり、無料の点検サービスと良い室内まで入り込み不安を煽るような結果を出し改善するためといって商品を売りつけることも…。

特に『残された家族や子どものため』といった終活を意識している方に弱いキーワードを言いリフォームや太陽光パネル・健康グッズといった高額商品を無理やり契約させるケースが多いため注意が必要です。

高額商品訪問販売詐欺の手口①~点検商法~

『布団を見せてほしい』と女性が突然訪問して室内に上がり込み、こんな汚れた布団だと身体に良くない、新しい布団を購入したほうが良いとしつこく勧誘してくる。
一度断るがすぐにもう1人男性を連れて羽毛布団を持ってきて、『月々1万で良い』と勧誘され断り切れずに契約してしまう。
契約書類で羽毛布団が40万と高額であることを初めて知った。』

この場合、玄関を開け室内に悪徳業者を入れてしまったことが大きな敗因です。
最初に相手の要求を呑んでしまうと、強気でいけば契約できると思われてしまいます。

高額商品訪問販売詐欺の手口②~リフォーム詐欺~

訪問で訪れた業者から雨どいが破損していることを指摘され、火災保険の保険金で自己負担なしに屋根を修理できるとしつこく勧められた。
屋根の修理代で50万の見積もりを渡され、その場で保険会社に保険金を使用して工事を行うという契約をする。
見積もりの50万に対し、実際に8万しか保険金が下りなかった。
解約を求めたら高額な解約料請求された。』

そもそも本当に雨どいや屋根が破損していたかという点から疑問に感じましょう。
保険金で工事ができるといったことも全て悪徳業者の言葉だけで、信憑性がありませんね。

終活詐欺の対策方法として覚えておくべき事

終活詐欺は残された家族に負担をかけまいとする思いやりの心に付け込んだ、悪質な詐欺です。
現金や資産を多く持っている高齢者が狙われることが多く、終活詐欺だけで400億以上の詐欺被害も報告されています。

終活詐欺に遭わないためにも以下の事柄を意識しておきましょう。

・1人で進めずに、家族や第三者と相談しながら終活を行う
・相手の言動を簡単に信用せず、資産の開示は極力控える
・少しでも疑問を感じたら断り、相手との会話を録音しておく

特に多額の金額が関係する項目は、1人で進めずに必ず周りと相談しながら進めることを忘れずに。
悪徳業者は難しい専門用語や巧みなセールストークで、自分を信用させようとしてきます。

終活詐欺は一人暮らしの高齢者だけでなく、家族と同居している人もターゲットにするため、家族や地域の人たちと日頃からコミュニケーションを取り自分の身を守らないといけません。

悪徳業者の発言に少しでも不信感があったらすぐに断るか、会話を録音して即決するを避けるのも重要です。
それではそれぞれの手口に合わせた、具体的な対策方法を見ていきましょう。

終活詐欺対策その1《悪徳葬儀社》編

■詐欺対策として意識したいこと
・一般的な葬儀の相場を調べておく
・即決を避け、ホームページや会場を実際に見に行く
・契約の勧誘があまりにもしつこい場合は消費者生活センターに相談する
・地域の人やネットの口コミを参考に、葬儀会社を考える

悪徳葬儀社の詐欺対策は、葬儀に関する知識不足を補うことが重要です。
葬儀会社とコンタクトを取る前に、いくつか葬儀例を調べおおよその相場感を養っておきましょう。
可能であれば親戚や知人から、信頼できる葬儀会社を紹介してもらうと良いでしょう。
契約する際は営業トークに押し切られるのではなく、自分自身や家族全員が納得してから契約することも忘れないでくださいね。

■悪徳葬儀社を見分けるポイント
1.葬儀内容や見積もりについて細かく丁寧に説明してくれるか
2.電話対応や接客態度・身だしなみが整っているか
3.依頼者の要望に沿ったプランを提案してくれるか

費用面が曖昧で説明を求めてもはぐらかしたり、相談を持ち掛けると嫌がる場合は要注意です。
すぐに別の葬儀会社に変更しましょう。
良心的な葬儀会社は社員教育も行き届いているため身だしなみはもちろん、電話対応や接客態度も丁寧です。
電話の段階からしっかりとチェックするようにしてくださいね。

終活詐欺対策その2《ウソの終活セミナー》編

終活セミナーは多くの場所で行われているため、詐欺に遭わないようにするためにも参加する終活セミナーの主催者や講師の実績を調べることが大切です。
また、

・セミナー受講料が相場よりも高額
・ホームページに不安を煽ったり購入を勧めるようなフレーズが多い
・最終的に物品購入や契約に話を持っていくセミナーは詐欺のため、信用しない
・衝動買いをしないとあらかじめ決めておく
・講師が終活カウンセラーの資格を所持していない

といったことを頭に入れておくだけでも、詐欺を回避できる可能性は大きくなります。

また、終活セミナーが開催されている会場にも注目しましょう。
悪徳業者が開催する終活セミナーは、撤退が簡単にできる仮設の臨時店舗が多いのが大半。

セミナーで無料・お得といった商品を目にしたときもその商品がなぜお得なのか・相手にどんなメリットが生じるのかを冷静に考えることも忘れてはいけません。

万が一、悪徳業者に引っ掛かり商品を購入してしまっても購入後8日以内であれば、クーリングオフが可能です。
1人で抱え込んで泣き寝入りせずに、周りに必ず相談するようにしましょうね。

終活詐欺対策その3《高額商品の販売》編

訪問販売詐欺で高額商品を購入するのを避けるためにも、ドアを開けずに居留守を使うのが一番です。
居留守を使ってもしつこく何度も訪問してくる場合は、ハッキリと断りましょう。

訪問詐欺のおすすめの断り方は

・インターホン越しでドアを決して開けない
・営業なのかを尋ねる
・身内に同業者いるとウソをつく
・名刺や身分証の写真を撮り、家族と相談すると保留する

といった3項目です。

相手のペースに乗せられないうちに営業かどうかを聞くことが重要です。
ここで相手が営業ではないと答えるとその後契約してしまっても、『不実告知』と呼ばれる特定商取引法の違反になり契約取り消しが可能に。

相手が営業と答えたら、必要ないことをはっきりと伝え帰ってもらうようにします。
うまく断る自信がない場合は、相手が販売しようとしている商品が分かった時点で『同業者が身内にいて、毎回そこから購入している』と伝えると良いでしょう。

事前の連絡なしに訪れる訪問販売は、8割以上が詐欺だと思っておいてOK!
詐欺から身を守るためにも極力、直接顔を合わせずに対応するようにしましょうね。

終活詐欺の手口を知って上手に撃退しよう

終活詐欺から身を守るためには、詐欺の手口を知っておくことが重要です。

終活で大きな金額が関係するときは1人で判断せずに、家族や周りの人に必ず相談して決めるようにしましょう。

日頃から即決しない・衝動買いをしないといった習慣を身につけることも大切ですよ。