老後の「おひとりさま」の終活でやっておく5つのこと

終活について
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高齢になってくるとパートナーとの死別や熟年離婚・子どもとの別居で『おひとりさま』になってしまうという方も増えています。
1人暮らしをするのであれば万が一に備え、よりしっかりと終活を行っておきたいものです。

今回はおひとりさまがやっておきたい終活内容についてご紹介します。
老後のために、備えを万全にしておきましょう。

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老後のおひとりさまの終活では次の5つをやっておこう

高齢になってのおひとりさまは、大きなケガや病気・認知症といったいつ起きるか分からない不測の事態に備えて、しっかりと終活を行う必要があります。

特にやっておきたいことは

1.遺言書の作成
2.財産を含めた身辺整理
3.任意後見制度の検討
4.地域コミュニティへの参加
5.エンディングノートの作成

この5つのことです。
では具体的にどうすればよいのか、詳しくみていきましょう。

終活の基本『遺言書』を作っておく

遺言書には『自筆・公正・秘密』の3種類がありますが、最も手軽に作成できるのが自筆遺言書です。
自分1人で全て作成するので手数料がかからず、好きな時に作成できるというメリットがあります。
おひとりさまだからこそ法的効力が強い遺言書を作成し、自分の死後の財産処理を記すことで残された遺族の争いを避けるようにしましょう。

遺言書には、
◎財産の相続
◎遺贈・寄贈
◎遺言執行者の指定

といった3点は最低も記入しておきたいところですね。

子どもと別居しているという場合は、付言事項にメッセージを残しておくのも良いでしょう。

財産や身辺の整理をしておく

自分の財産を全て把握するためにも、財産リストを作成しましょう。

リストには
◎保有している銀行口座やクレジットカード・証券・登記簿・年金手帳など
◎土地や家屋
◎保険やローン
◎貴金属や骨とう品
◎パソコンやスマホなどのデジタル遺品

といった自分が保有している財産全てを記入しておきます。

銀行口座や通帳・年金手帳の整理

若いときに作ってそのままにしてある銀行通帳や、クレジットカードがある場合も忘れずにリストに書き加えましょう。
通帳やクレジットカードが複数ある場合は、残された遺族の負担を軽くするためにも不要な分は解約をしておいてください。
公共料金の引き落としに使用している口座は、第三者が分かるようにエンディングノートに記入しておくと安心ですね。

土地や家屋

住宅や土地といった遺産相続で子どもたちの揉め事になりそうな財産がある場合は、できる限り自分が生きている間に現金化しておくことをおすすめします。
自分の葬儀費用を確保しておきたいという場合は、このときに別に保管しておくと良いでしょう。

保険やローン

自分が加入している保険会社や契約状況も忘れずに確認しておきましょう。
また、現在ローンがある場合は、残りの金額を把握し家族に負担をかけないためにも返済計画を立て、完済しておく必要があります。

貴金属や骨とう品

貴金属や骨とう品を所持している場合、価値が高くなるほど処分に困ります。
形見分けとして残す場合は何を誰に残すのかを遺言書に記載しておきましょう。
寄付や売却をするのであれば、自分が元気な間に処分しておくことをおすすめします。

デジタル遺品

意外と忘れがちなのがパソコンやスマホに残っているデータについてです。
他人に見られたくないデータや大切な写真は、あらかじめ整理をしておきましょう。

インターネット上のサービスで課金していたり、SNSを利用している場合はアカウントやパスワードもエンデイングノートに忘れずに記入するか、退会しておくことをおすすめします。
パソコンにロックをかけている場合は、忘れずにパスワードも書き出しておきましょうね。

任意後見人制度を使って万一の時に備えておく

任意後見人制度は、自分の判断能力がある間に後見人を自分で選ぶことができる制度です。
身内からも選ぶことができ、契約内容も自分で決めることができるためいざというときも安心。

契約できる内容は

■財産管理
◎銀行口座や郵便局などの金融機関との取引や管理
◎住宅ローンや家賃といった定期的な支払い
◎不動産や土地の管理・保存・処分
◎公共料金や保険料の支払い・生活必需品の購入

■身上監護
◎介護認定や福祉サービスを利用するときに必要な手続き
◎施設入所・住居の購入や賃貸の手続き
◎入院や医療サービスを利用するときの契約や手続き

上記の項目は、必要と感じた時に家庭裁判所に申し立てをして、利用開始できます。
任意後見人制度は自分の周りで信頼できる人物がいるときは、その人に依頼するのが最善です。

しかし、どうしても周りにいなかったり依頼することで逆に、トラブルに発展しそうな場合は弁護士や司法書士といった専門家に依頼するようにしましょうね。

地域のコミュニティへ積極的に参加しておく

高齢のおひとりさまには『孤独死』というリスクが、常につきまといます。
孤独死を避けるためにも、自分が住んでいる地域で行っているコミュニティに積極的に参加してみましょう。

地域のコミュニティには

◎高齢者向けの趣味サークル
◎自分が住んでいる地域が主催している高齢者向けのイベント

といったものがあります。
これらのコミュニティには自分の家と近く、同じような環境で生活している方が多く集まるのが大半。
積極的に参加することで自然と知り合いが増え、そこから新しい趣味や楽しみ方を見つけられることもあります。

また、外出するときもなじみの店の店員さんと挨拶をしたり、いつも同じような時間帯に散歩している人を見つけ、積極的に挨拶していきましょう。
周りの人との繋がりを増やしていくことで、自然と毎日が楽しく笑顔で過ごせ、孤独死の回避につながります。

おひとりさまの孤独死を防ぐために民間サービスを利用するのも良いでしょう。
おすすめなのが、セコムをはじめとした警備会社が行っている『人感センサー』の利用です。
センサーが自動的に人が動いているかを感じ取り、安否確認をしてくれるため安全です。
機械に抵抗があるという場合は、人が行う定期的な電話や訪問での安否確認サービスもあるので、状況に応じて利用してみましょう。

終活としてエンディングノートを作っておく

おひとりさまの終活として欠かすこのできない項目が、エンディングノートです。
エンディングノートは、自分の意志を周りに示す大切なアイテムの1つです。

ノートには
◎自分のパーソナルデータ
◎相続や遺産
◎葬儀やお墓・供養
◎介護や治療・入院
◎連絡してほしい家族や友人

といった項目を記入しましょう。

また、エンディングノートを作成したら必ず周りの人に伝えすぐ分かる場所に保管しておくことも、忘れないでください。

ちなみに、エンデイングニートには遺言書と違い法的効力はありません。
そのため相続や寄贈といった事柄は、遺言書に残すようにしましょうね。

どれだけ笑顔で過ごせるか?が老後のおひとりさま終活では一番大切

おひとりさまの終活でやっておきたいことは
1.遺言書の作成
2.財産を含めた身辺整理
3.任意後見人制度の利用
4.地域のコミュニティに積極的に参加
5.エンデイングノートの作成

といった5項目です。

特に地域で主催している高齢者向けの集まりやイベントに参加していくことで、新しい人脈が広がります。
新しく人と出会うことで毎日がより楽しくなり、自然と笑顔で過ごせるようになるでしょう。