エンディングノートの書き方や遺言書との違い&おすすめアプリ

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終活といえばエンディングノート。
といったように最近では広く認知されてきましたが、その内容に悩む方も多くいます。

自由に書くことができるのがエンディングノートの魅力ですが、残された家族に必要と思われる情報はきちんと残しておきたいもの。

そこで今回は、家族に役立ててもらえるようなエンディングノートの書き方についてご紹介していきます。
遺言書との違いも合わせてぜひ覚えておきましょうね。

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エンディングノートの書き方<内容や形式を詳しく解説>

エンディングノートは私的な文章のため定められた形式はありません。
手書きはもちろん、パソコンが得意であったり自分の字に自信がない場合はWordやExcelを利用して残すことも可能です。

書き方に決まりはありませんが、

◎自分に万が一のことがあった場合、自分の意思を伝える
◎残された家族の負担を減らすもの

といった目的は忘れないようにしましょう。

記入する項目が分からないという方のために代表的なものをご紹介します。
自分にとって必要と思われる項目をピックアップして作成していきましょうね。

エンディングノートに記載しておきたい内容

1.自分自身のこと

◎自分の住所・本籍地・生年月日といった基本情報
◎趣味や特技・好きな食べ物
◎契約者が自分の携帯電話・ガス・電気・水道・インターネット
◎運転免許証やパスポート・マイナンバーといった個人情報】

携帯電話やガスなど利用しているものは、引き落とし方法まで記載しておくと助かりますね。
上記以外にも配偶者や子どもとの思い出といったエピソードや、楽しかったことなどもあると気持ちが前向きに。
家系図が分かるのであれば記載しておくと、相続時の手続きがスムーズに進むでしょう。

2.保有している財産

◎預貯金や加入している生命保険・不動産
◎借金がある場合はその詳細

通帳や印鑑の保管場所といった本人しか知らないことも忘れずに記載を。
貴重品に関する内容のため、くれぐれも漏洩しないよう注意してくださいね。

3.デジタルデータの扱い

◎パソコンや携帯電話に残っている画像やデータの処理
◎SNSを利用している場合はIDとパスワード
◎ネットバンクや契約しているアプリの有無

パソコンにパスワードをかけている場合は、忘れずに記載しておきましょう。
SNSについてはいつ頃まで公開するかも決めておくと親切ですね。

4.希望する医療・介護

◎希望する介護スタイル・延命処置の有無
◎自己判断できなくなったときの対応や臓器提供

アレルギーや常用している薬・持病がある場合もしっかりと記録しておきましょう。

5.葬儀やお墓の有無

◎希望する葬儀方法・遺影に使用してほしい写真
◎お墓の有無・保有している場合は霊園の場所・住所・連絡先

葬儀については決まっている葬儀会社や宗派・寺院がある場合はその旨も伝えておきたいものです。
お墓の購入を考えている場合は、家族とよく話し合っておきましょうね。

6.遺言・相続・遺産整理

◎遺言状の有無や保管場所
◎自分のコレクションや貴金属の処分方法
◎形見分けの品物がある場合は分け方の指定

遺言書で財産の分け方について記載してある場合は、どのような考えでその方法を選んだのかという理由を残しておくと、残りの相続人が納得しやすい状態に。

7.連絡先一覧

◎親族や親しい友人の連絡先一覧

自分の死後連絡してほしい旨や、どのような知り合いかも記載してあると家族が連絡しやすいですね。

8.家族へのメッセージ

今までの感謝の気持ちや思い出・最期に伝えておきたいことを記します。
文章のほかに写真を添付したり、動画として残しておくのもおすすめです。

エンディングノートは購入も可能

エンディングノートは書店や文房具店でも販売されているので、自分で作成するのが面倒な方は好みのものを購入してみるのも良いでしょう。
分かりやすく項目別に分類されているもの・高齢になっても記入しやすいように大きめのスペースといったように特徴がそれぞれあるので、気に入ったものを選んでくださいね。

エンディングノートは作成したら家族にエンデイングノートがあることを忘れずに伝えておきましょう。(その際、保管場所も必ず伝えておくこと。)

エンディングノートは1度作成したらそれで終わりというわけではなく、定期的に内容を見直すことが大切です。
見直したときのタイミングに最もふさわしい内容であるかどうかを確認し、状況によって家族との話し合いも取り入れていきたいものですね。

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートと遺言書を同じと考える方もいるかもしれませんが、この2つは全く違います。
エンディングノートには法的効力はありませんが、その分自分が希望する葬儀・医療・介護など自由に記入ができます。
自分が万が一動けなくなった場合もエンディングノートに希望を記載しておくことで、家族に伝わりやすくなるというメリットがありますね。

一方、遺言書は自身の財産の処分や相続についての意志を伝えるための、法的な文書です。
自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言の3つの形式があり、どの形式を選んでも指定されている形式を守れていない場合は無効となります。

自筆証書遺言は作成キットも市販されており、簡単に作成できるので最も普及されている遺言書の形式です。

エンディングノートとして使えるおすすめアプリ(iphone/android)

エンディングノートには決まった形式がないため、日頃使い慣れているスマートフォンのアプリでも作成可能です。
使いやすいと評判の無料アプリを紹介しますので、興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。

100年ノート

iphoneとandroid両方に対応しており、文字表示が大きく操作も簡単で年配の方やスマートフォンの操作が不慣れという方でも安心です。

自分のプロフィールはもちろん、介護が必要になったときやペットへの対応・預金など項目が細かく決められているため見やすいのが特徴。
音声や動画保存にも対応しているため、自分の元気だった姿を伝えたいという方におすすめです。

利用自体は無料ですが、残された家族が情報開示を求めたいときに、32400円の手数料が必要になるため注意しましょう。

エターナルメッセージ

こちらもiphone・androidに対応しているアプリで、エンディングノートのアプリ利用が初めてという方に非常に高い満足度があります。
無料で見た目もよく、家族や親しい友人あてのメッセージを動画で保存可能。

葬儀に関する内容が主で、写真も保存できるため自分で思い出のオリジナルアルバムを作るのも良いでしょう。
動画の保存本数は2本までなので、誰に残したいかよく考えて残しましょうね。

アプリを利用するメリット・デメリット

アプリを利用するメリットは、

◎ダウンロードするだけでよいので、気軽に開始できる
◎動画や自分の音声を一緒に保存可能
◎気が付いたときにすぐに入力できる

スマートフォンは身近なアイテムとして普及しており、わざわざエンディングノートの購入する必要もないため面倒くさがりの方にもピッタリ。
無料のアプリであればさらに気軽に開始でき、スキマ時間を見つけて入力ができるのも魅力ですね。

一方、デメリットは、

◎サービスが終了する可能性
◎自分が希望する項目がない場合がある
◎スマートフォンが故障するとデータも消失する可能性がある

アプリを提供している会社の都合で、急にサービスが終了する可能性があることを頭にいれておきましょう。
長期間利用する予定である場合は、念のため時間に余裕があるときに紙媒体でエンディングニートを作成しておいたほうが良いかもしれませんね。

アプリの利用は無料であっても一部の機能が有料というパターンもあるため、機能を拡張するときは費用の発生の有無を確認するようにしましょう。

自分が納得できるエンディングノートを作成しよう

エンディングノートは残された家族の負担を軽くするために、自分自身の情報や介護・医療などの情報を残しておくアイテムです。
書き方にはコレといった決まりがないため、自分が必要と思う情報を選んで項目を埋めていきましょう。

1から作成・アプリを利用・パソコンで作成と様々な作り方が選べるのも魅力のエンディングノート。
自分が行いやすい方法で、家族に必要な情報を分かりやすく残せるようにしたいものですね。