公営霊園・民営霊園・寺院墓地《特徴と違いについて》

供養・お墓
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墓地は大きく分けると公営霊園、民営霊園、寺院墓地があります。
では、公営と民営ってどう違うのでしょうか?
今回は公営霊園、民営霊園、寺院墓地は何が違うの?メリット・デメリットや費用はどれが安いのか?をまとめました。

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公営霊園・民営霊園・寺院墓地 それぞれの特徴

これら3つの違いを簡単に説明していきます。

■公営霊園
地方自治体が運営・管理しているので使用料・管理料が安く、宗教・宗派に関係なく利用できます。

■民営霊園
営利目的でない公益法人や宗教法人に許可されて運営していて、
宗派不問のところが多く、区画や墓石のデザインが選べるなど自由度が高いことが特徴です。

■寺院墓地
お寺が管理・運営していて、寺院墓地にお墓を建てると檀家(お寺に布施をして経済的な支援をする家)になります。
宗派や宗旨はお寺の教えに従うのが基本。

【コラム】霊園と墓地ってどう違うの?

■霊園とは?
霊園=”寺院に属していない墓地”のことで、公益法人が運営する民営霊園と、地方自治体が運営する公営霊園の2種類です。

宗派・宗旨が不問で法要の際は読経の有無や場所の選択肢がたくさんあり融通がききますが、手配は自分でしなくてはいけません。

それ以外にも区画や墓石のデザインを決めれたり、送迎バスや駐車場のサービスがあったりと自由度の高いサービスが充実しています。

■墓地とは?
墓地=”寺院の境内地にある墓地”のことで管理・運営は寺院が行なっていて、宗派や宗旨は厳しいことが多く仏教以外だと墓地を利用できない場合もあります。

墓地を購入すると寺院を経済的に支援していく檀家になることが大きな特徴。
檀家は手厚い法要をしてもらえたり、交通の便が良い場所にあることが多いので便利など良い面もあるので金銭負担が増えるだけではありません。

★霊園と墓地の違いをまとめると…

1、霊園は宗教や宗旨不問が多く誰でも利用できる
2、墓地は檀家になる必要があるが、手厚い供養をしてもらえる
3、霊園は郊外あることが多く、墓地は交通の便が良い近郊に多い

と、このようになります。

公営霊園は『安いけど競争率が激しい』特徴がある

公営墓地は地方自治体が管理しているので運営が安定していて、使用料・管理料も民営墓地と比べると安く、仏教以外にも神道、キリスト教、無宗教など、どの宗教でも利用できます。
ですが、公営霊園は募集時期が限られていて(年1回など)返還墓地に新しい利用者を募集している自治体では、毎年募集を出さない場合があるので数が少なく、競争率が高い、地域によっては希望していても入手できないなどがデメリットです。

応募するには条件があり、「霊園を管理している自治体に住んでいる」や「納骨していない遺骨がある」など自治体によって応募資格を設けているので、誰でも自由に応募できるわけではありません。

民営霊園は『高いけど管理しやすい』特徴がある

民営墓地は募集資格や募集時期がなく、どの宗教でも利用できるところが多いので、生前に自分のお墓を買いたい人は民営霊園を利用しましょう。

都市部から離れていても駐車場が完備されていて、最寄駅から送迎バスが出ている場合もあり管理に通いやすいサービスが充実しています。
他にも墓地の管理棟や休憩室などの設備が整っていたり、バリアフリーに対応している墓地もあり、綺麗で雰囲気の良い公園のような霊園がたくさんあるのも特徴の一つ。

しかし使用料・管理料は公営霊園と比べると割高で、都市部と郊外で金額に大きな差があります。

寺院墓地は『すごく高いけど安心な』特徴がある

寺院墓地の最大の特徴は寺院の墓地を利用すると檀家になることで、使用料・管理料は公営霊園と比べて割高、それに加えてお布施や寄付が別で必要です。
寺院はお布施や寄付によって維持されているので、檀家になるとその寺院を経済的に支援していくことになるんですね。

その他にもお寺の行事に参加したり、宗派を問わず入れる墓地でも法要は寺院の宗派に従うなどの特徴があります。

しかし寺院墓地は管理がきっちりとされていて、日頃から読経を受けれたり、手厚く丁寧な供養をしてもらえ、法要もその寺院で全て済ませることができるので段取りが楽という利点もあります。

公営霊園・民営霊園・寺院墓地 費用面の違いは?

お墓にかかる費用は大きく分けて3つあります。
お墓を利用するための土地代として払う【使用料】、お墓にある水汲み場や霊園内の掃除に当てられる【管理料】、それとお墓の【墓石代】です。

使用料と石代を最初に支払い、その後お墓を維持するために必要な費用が管理料で大抵年間?数年分まとめて支払います。

■公営霊園にかかる費用は?
【管理料】
年間4000円~1万円

【使用料】
大きさや地域によって大きく差があり、50万前後で利用できる墓地から、関東の人気墓地では500万?1000円かかる場所もあります。

【墓石代】
公営霊園は石材店を選べるというメリットがあるのでたくさんの業者に見積もりを出し、墓石代を予算に合わせて変えることができます。
80万~120万前後が全国平均なのでそのくらいは最低限見積もっておいた方が良いでしょう。

公営霊園にお墓を建てた人の総額費用は150万~300万といったところです。

■民営霊園にかかる費用は?
【管理料】
年間5000円~1万5000円

【使用料】
霊園によって大きく違いがありますが、100万円~と公営霊園よりは相場は高め。

【墓石代】
民営霊園は提携している石材店があり、選べないことが多いのでたくさんの業者で見積もりを出すことができません。
公営霊園より少し高めの150万~200万程度は見積もっておきましょう。

【総額】
民営霊園にお墓を建てた平均は250万~400万です。
公営霊園より費用はかかりますが、誰でもいつでも購入できます。

■寺院墓地の費用

【管理費】
10.000円前後

【使用料】
60万~120万と幅がありますが、全国平均は約77万円。

【墓石代】
寺院の指定する石材店で購入することになるので民営霊園と同じぐらいの150万前後は見積もっておきましょう。

【檀家としてかかる費用】
寺院に墓地を建てると檀家になり、寺院の経済支援をしていきます。

おおよその目安ですが、

◎入檀料・・・檀家になる時に必要経費で10万~30万が相場。
◎維持費・・・寺院の維持費として年間5000円~?2万円。
◎寺院行事のお布施・・・寺院ではお彼岸、盂蘭盆会、施餓鬼会、十夜法要などいくつか行事があり、こういった合同の法要に参加する場合は3000円~1万円ほどお布施を渡す。

【総額】
使用料、墓石代、入檀料などを合わせるとだいたい200万~250万が相場になります。
檀家として長い付き合いになるので、寺院は慎重に選びましょう。

予算と要望に合わせて最適な墓地を選びましょう

それぞれの墓地には特徴があり、最も条件にあう場所を選びましょう。
簡単にポイントをまとめると、

■公営霊園がおすすめな人
・費用を安く抑えたい
・抽選待ちができる
・宗教を問わない霊園がいい

■民営霊園がおすすめな人
・費用はかかっても時期・場所を自由に決めたい
・区画や暮石のデザインを選びたい
・自分のお墓を自分で決めておきたい
・宗教を問わない霊園がいい

■寺院墓地がおすすめな人
・日常的に手厚い供養を受けたい
・法要の際は段取りよく進めたい
・細かい墓地管理をしてほしい

になります。
お墓は一生で一度の買い物なので納得がいくまでしっかり選んで購入してくださいね。