介護サービスの種類と料金【より安く済ませるコツ教えます】

介護・老人ホーム
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将来介護サービスを受けるのは避けられないけど、できれば内容が良く低料金で抑えたい…
介護サービスは、種類や受ける場所によって料金が異なります。

今回は、介護サービスの種類や料金について紹介します。
自分にはどのサービスがピッタリなのかを、元気なうちに検討しておきましょう。

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介護サービスは「訪問」「通所」「短期入所」「入居」の4種類

介護サービスは、介護保険が適用されケアマネージャーが作成したプランに沿い、必要な介護を受けられるサービスです。
希望すれば誰でも受けられるというものではなく、市町村に申請し自宅での訪問調査・介護認定されれば利用可能になる事を覚えておいてください。

1.自宅に訪問してもらい生活支援や健康管理・リハビリなどを行う『訪問サービス
2.自宅から施設に通い、リハビリや入浴・排泄などの介護を行う『通所サービス
3.施設に一定期間入り、リハビリや入浴・健康管理などを行う『短期入所サービス
4.老人ホームに入居している人を対象に、医学管理下におけるリハビリや介護・療養上の看護などを提供する『入居サービス

介護サービスは上記の4種類に分けられるので、覚えておきましょう。

各介護サービスの内容と料金

高齢化社会が進む中、様々な介護サービスが展開されています。
自分が利用するのであればどのサービスが良いのか考えるためにも、上記の4種類のサービスを詳しくみていきましょう。

訪問サービス

ホームヘルパーといった専門的な資格を持つプロが自宅に訪問してくれ、日常生活における様々なサービスが受けられます。
食事や入浴・排泄介助といった身体介護はもちろん、住宅の掃除や洗濯・食事の支度や買い物などの生活援助も可能。
介護度が重度の方は1日数回の介護サービスも可能で、料金は行った内容で変わります。

◎要支援1、2の場合
身体・生活援助ともに週1回の利用で1331円、週2回の利用で2661円

◎要介護1~5の場合
身体介護の利用20分未満で188円、20~30分未満で279円
生活援助の利用20~45分未満で208円、45分以上で256円

訪問サービスはこのほかに

■訪問入浴介護
自宅で入浴がしやすいように専用車両で浴槽を持ち込み、介助しながら入浴できるサービス

■訪問看護
看護師や保健師が自宅を訪問し、医師の指示に基づき医療処置や床ずれの手当てなどを行うサービス

■訪問リハビリテーション
作業療法士や理学療法士が自宅に訪問し、医師の指示のもとリハビリを受けられるサービス

■居宅療養管理指導
医師や薬剤師・歯科医師などの医療従事者が自宅を訪問し、栄養摂取や歯磨き、服薬についての指導が受けられるサービス

といったサービスがあり、自力で動くことができない重度の方が多く利用しています。

料金はそれぞれ
■訪問入浴介護
要支援1、2の場合…950円
要介護1~5の場合…1406円

■訪問看護
(ここから下は要支援・要介護のレベルに問わず同じ料金です)
近隣の病院や診療所からの訪問…20~30分446円、30~1時間未満714円
訪問看護ステーションからの訪問…20~30分527円、30~1時間未満927円

■訪問リハビリテーション
1回355円

■居宅療養管理指導
医師や歯科医師の訪問…503円(月2回まで)
医療機関の薬剤師の訪問…553円(〃)
薬局薬剤師の訪問…503円(月4回まで)
歯科衛生士の訪問…352円(〃)

通所サービス

デイサービスとも呼ばれ、施設に通い入浴や食事の提供、レクリエーションが受けられます。
大きな施設もありますが、最近では民家を利用した小規模なデイサービスも増えています。
家族以外の人と触れ合うことで本人はもちろん、家族のリフレッシュにもなり家族の負担軽減にも繋がるので積極的に利用したいものですね。

利用料金は介護レベルによって異なりますが、7~9時間未満の利用の場合
◎要支援1…1647円
◎要支援2…3377円
◎要介護1…715円
◎要介護2…844円
◎要介護3…978円
◎要介護4…1112円
◎要介護5…1246円

通所サービスを利用して発生した食費や日常生活費などは、別途負担になるので覚えておきましょう。

■通所リハビリテーション(デイケア)
このほかに医療的ケアやリハビリを主に施設に通う、通所リハビリテーション(デイケア)もあります。

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といったリハビリのスペシャリストの指示に従い、機能回復訓練を積極的に実施してくれます。
要支援レベルの方は、介護予防としても活用できるのが魅力ですね。

通所リハビリテーションの料金は下のとおりです。
◎要支援1…2011円
◎要支援2…4123円
◎要介護1…805円
◎要介護2…971円
◎要介護3…1134円
◎要介護4…1302円
◎要介護5…1466円

短期入所サービス

ショートステイとも呼ばれ、介護者の家族の体調不良や冠婚葬祭で家を空けるとき・介護の継続が難しくなったときに利用できます。

数日~連続して最大で30日間利用可能ですが、地域によっては施設数やベッド数が不足して予約をとるのも困難なことも…。
確実に利用するためにも、ケアマネジャーに早めに相談することが大切です。

短期入所サービスは以下の2種類にさらに分かれます。

1.短期入所生活介護
有料老人ホームや特別養護老人ホームなどで、主に食事や入浴といった介護サービスや機能訓練が受けられるサービスで料金体系は下のとおり。
◎要支援1…598円
◎要支援2…727円
◎要介護1…796円
◎要介護2…870円
◎要介護3…949円
◎要介護4…1022円
◎要介護5…1095円

2.短期入所療養介護
介護老人保健施設や介護療養型医療施設などで、入浴や食事などの介護サービスはもちろん、医療的ケアも受けられます。
◎要支援1…685円
◎要支援2…860円
◎要介護1…920円
◎要介護2…970円
◎要介護3…1038円
◎要介護4…1097円
◎要介護5…1154円

上記の料金は併設型の施設ユニット型個室を利用した場合のため、施設や部屋タイプによって金額は変動します。

入居サービス

数多くある有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの中で、『特定施設』と認定された施設に自宅から移り住むことができるサービス。
入居した施設の居室が自室となり、日常生活の援助や機能訓練などのサービスが受けられます。

介護サービスの中では最も安い費用で利用できるため、人気度だけでなく競争率も高い、といった特徴があります。
◎要支援1…195円
◎要支援2…355円
◎要介護1…634円
◎要介護2…650円
◎要介護3…725円
◎要介護4…795円
◎要介護5…869円

要支援と要介護ってなに?

介護サービスを受けるにあたってよく耳にする『要支援』と『要介護』という言葉。
意味だけでなく、実際に受けられるサービス内容も異なってくるのでしっかりと覚えておきましょう。

要支援は介護予防サービス

要支援は、今のところ介護は必要としないが将来必要になる可能性が高いので、今から支援をするという状態です。
加齢とともに低下してくる身体機能に適切た対策をすることで、衰えを緩やかにしたり機能の維持が見込めます。

介護予防ケアプランを作成しサービス事業所と契約して、介護サービスの利用が始まります。

■要支援の目安
◎要支援1
食事や入浴・着替えや排せつなどの基本的な日常生活はほぼ、1人でできるが介護予防のために支援を少しだけ必要としている状態。

◎要支援2
身の回りの掃除や身だしなみなど日常生活に支援は必要とするが、改善や状態の維持の可能性が高く要介護を必要としない状態。

要介護は「現在、介護を必要とする状態」

介護を必要としており、サービスを希望する場合は『要介護認定』を受けなくてはいけません。
申請することで自立した生活の支援を目的とした、介護サービスが利用可能になります。

要介護の目安
◎要介護1
歩行や立ち上がりが不安定で、排泄や入浴といった西条生活や身の回りのことに部分的な介助が必要。

◎要介護2
立ち上がりや歩行が自分では難しく、排泄や入浴といった動作には部分的または、全介助が必要。

◎要介護3
自分では立ち上がりや歩行ができず、排泄や入浴・着替えといった日常生活の動きに対し全面的な介助が必要。

◎要介護4
日常生活全般に対する能力が低下しており、排泄や入浴・着替えなどに全面的な介助が必要。

◎要介護5
意思の伝達も難しく、日常生活全般に介助が必要。

介護サービスの費用負担を少しでも減らすカギは『介護認定』

介護サービスを受けるには介護認定が必要ですが、この介護認定がとても重要。
というのも、要介護2の区分支給限度額がおよそ19万に対し、要介護3はおよそ27万と《7~8万ほど金額が変わってくる》からです。

申請後の訪問審査が運命を大きく分ける

要介護認定の申請後、市区町村から派遣された調査員が自宅に訪問審査(一次判定)に訪れ、本人の心身の状態や普段の様子についての聞き取り調査があります。
この「訪問調査の結果で要介護レベルが認定」されます。

つまり、訪問調査のときに調査員に対し本人が元気であるとアピールしてしまうと、申請した介護レベルが落ちて支給限度額が大幅に減ってしまうので要注意!ということなんですね。

訪問審査のときには『ここの部分の具合が悪い、不自由している』と調査員にしっかりアピールすることが大切です。
(嘘の申請をしてバレると認定されなくなるので、大げさな申請は避けましょう)

介護サービスの特徴を知り、自分にピッタリのものを選ぼう

介護サービスには、次の4種類があります。

◎訪問…自宅に来てもらいリハビリや生活支援サービスを受ける
◎通所…決められた施設に自宅から通い、入浴・排泄などの介護やリハビリを受ける
◎短期入所…一定期間施設に入居し、入浴や健康管理・リハビリなどを受ける
◎入居サービス…老人ホームなど指定された施設に入居している人が、リハビリや介護・療養上の看護が受けられる

これらの料金に関しては、要支援と要介護の認定レベルによって違いがあります。
下に一覧表を作っておいたのでチェックしておいてください。

介護認定は申請後の訪問調査で決まるので、あまり元気な姿をアピールせずに困っていることをしっかり伝えましょう。
調査員の方としっかり話し適切なサービスを受けることが、介護の負担を軽減する近道です。